給与計算実務能力検定1級に一発合格するための秘訣や費用を抑える裏技、試験の攻略法を公開

給与計算実務能力検定について以前、記事を書いていましたが、実際に合格するにはどれくらいの勉強時間がいるのか、必要な費用はどれくらいかかるのかを、自分の実体験をもとに書いていきます。

給与計算実務能力検定の試験日と受験料は?

給与計算実務能力検定は1級と2級に分かれていて、2級が3月と11月、1級が11月となっています。
2級が年2回、1級が年1回ですね。
受験料は値上げしていなければ、2級が8,000円、1級が10,000円になります。

三剣

1級は年1回しかありませんので、落ちると次やる気起きなくなりそうです

一発合格するための秘訣とは

やっぱり試験を受ける以上は1発で合格したいですよね。落ちると、受験料が無駄金になりますし。
もし、一発合格を狙うなら対策講座を申し込むといいです。
費用は2級で25,000円、1級で28,000円かかりますが、これを使ってしっかり勉強すれば絶対とはいいませんが、ほぼ合格すると断言できます。

正直、これを使って落ちるとなると、勉強の仕方が本当によくないか、この手の試験に向いていないといえます。
私はこれ使って落ちるとなると、後者のほうだと思いますね。

ちなみに、これより値段がお手頃になる模擬試験対策講座(1、2級とも15,000円)もありますが、給与計算が未経験で自信がない方や本気で1発合格狙うなら、中途半端にお金を使うより対策講座を選ぶほうがいいと個人的に思います。
ただ、多少経験があるなら、逆にこちらを選んだほうがお得です。経験が少しでもあれば、これで十分だと個人的に思います。

三剣

この資格で20,000円以上使うのは正直どうかなあって思う部分はあります

費用を抑える裏技とは

どうしても資格を取るには、それなりのお金がかかります。
私の場合、公式テキスト(2級と1級)の2冊と模擬試験対策講座、そして受験料がかかりましたが、その中の模擬試験対策講座については、ちょっとした裏技を使いました
それが何かというと…何年か前の対策講座を〇〇カリや〇〇オクで手にする方法です。

数年前のものなので、それだともう使えないんじゃないかと思われますが、全然使えます。それで購入する費用を3分の1以下に抑えることができますので、私のようにお金が心もとない方にはオススメできます。

ただ、当然新しいのが安心安定なので、自信がない方やどうしても一発合格を考える方は直近の対策講座を利用するほうがいいでしょう。

ちなみに実際、私が資格取得までにかかった費用はテキスト代で4,400円、中古の対策講座で3,640円、受験料10,000円の合計18,040円でした。

三剣

私はこのとき駆け出しで3か月ほど給与計算していますので、それでもいけると信じてやりました笑

給与計算実務能力検定1級の攻略法とは

給与計算実務能力検定1級の合否のキーポイントは、最後の計算問題の10問になります
給与計算実務能力検定1級の問題は知識問題が30問、計算問題が10問となっていて、知識問題が1問につき2点、計算問題が1問につき4点の合計100点になっています。

そして、ここが2級との大きな違いになるのが、合格基準が合計で7割以上、かつ計算問題を6割以上の点数を取らないと合格にならないということです。
つまり計算問題を6割(6問以上)の正解を出さなければ、全体で7割以上の点数を取れても不合格となるわけです。

だから、それだけ計算問題の10問をしっかり解けることが合格への必須条件といえるでしょう。
ここでちょっとした攻略法というか小技になりますが、まず試験が始まったら先に計算問題を解きましょう

何故かというと、意外と計算問題って時間がかかるため、先に知識問題をやっていたらいつの間にか時間がないっていうパターンに陥るからです。
そうなると、慌ててやることになり、それがミスにつながりますので、それを防ぐ意味で時間のあるうちに重要な計算問題を余裕をもってやるほうがいいです。

実際、私はそれをやったとき、やはり何人かは同じことを考えていたらしく、座っている席の近くからも同じように電卓を叩く音が聞こえていました(^^;

知識問題のほうは正直、模擬試験対策講座をしっかりやっていれば、苦戦することはありません。中古のものを使った自分でも、拍子抜けするぐらい、あっさり回答することができましたので

実際、結果は100点満点中の86点で無事一発合格を果たせました(^^)

三剣

余談ですが、受験者は事務系ということもあって女性の方が目につきましたね。私のようなおっさんは私入れて5人いたかどうかでした(^^;

まとめ

給与計算実務能力検定1級に一発合格するための秘訣と費用を抑える裏技、試験の攻略法のまとめは以下のとおりです。

  • 一発合格を本気で狙うなら、お金をかけて対策講座の教材を買えばいい
  • 資格取得の費用を抑えたいなら、〇〇カリや〇〇オクで数年前の対策講座を手に入れる方法もあり
  • 試験問題は、最後にあり計算問題から先に解く

資格のレア度はそんなにありませんが、それでも多少の経歴の足しにはなりますし、難易度もそう高くはありませんので、私と同じように今後経理、会計系のお仕事を目指す方には、オススメします。
ただ、これを持っているからといって即就職にはつうながりにくいのが現状なので、資格の中身というよりそこにいきつくまでに勉強した内容を活かして、ステップアップを目指しましょう。